2016年12月19日

花上で待ち伏せするヘギイタダニ?

ヘギイタダニが、花に来たミツバチに素早く寄生するという論文が発表された。

この論文では、花の上のヘギイタダニが採餌に来たセイヨウミツバチに素早く乗り移ることが示されている。
セイヨウミツバチ→花 へのヘギイタダニの移動は明らかにされていないのだが、少なくとも 花→ミツバチ の移動はあるということで、これまでの盗蜂や群間のドリフト以外に、ヘギイタダニがミツバチコロニー間の移動をする新たなルートが有力になった。

この論文は誰でも全文読めるし、一番下の方にダニがミツバチに乗り移る動画が紹介されている。


アカリンダニやサックブルードのコロニー間伝播ルートも、いろいろな可能性を考えないといかんなあ。





posted by Taro@LAB at 09:04| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アカリンダニの個体間移動については、発表された貴論文に誤帰巣などの迷い蜂が持ち込み原因とあります。遺伝子的な検証がなされている以上否定は出来ません。
ただ、1蜂場に1群、蜂場間が300m以上離れていても感染があります。こんなケースで誤帰巣は考え難いと思うのです。
近くに未確認の野生巣がある可能性も無いでは有りませんが、採餌中の個体間移動または動植物共通のウイルスなど、是非研究をお願いします。
Posted by ORFEUM at 2016年12月19日 14:33
ORFEUM様

確かに巣間距離が大きい場合の誤帰巣の率はかなり低くなりそうですね。
アカリンダニの外への持ち出しと持ち帰りのメカニズム、なかなか難しそうですが、考えていきます。

ヘギイタダニとの比較でいえば、
・移動速度が遅い(ミツバチへの乗り移りが難しい)
・外界での生存時間が短い(待ち伏せが難しい/検証の必要あり)
などが考えられるので、比較しながら見ていくのが良さそうですね。

Posted by TARO@LAB at 2016年12月20日 10:35
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