2014年01月20日

アカリンダニの症状と検査のすすめ



アカリンダニの寄生が拡大している。

あるいは、これまで見落とされてきたのが表面化してきただけなのか。

いずれにせよ、とにかく今は全国規模で寄生の実態を把握しなければならない。

【アカリンダニ
寄生群の症状】
アカリンダニに
寄生されたミツバチの症状として
・巣箱の周りを飛べない蜂が多数徘徊する。
・後羽(後翅)が飛び出した個体が目立つようになる。
・蜂数が激減する。
などがあげられ、特に冬期に重症化することが多く、最後は多量の貯蜜を残したまま全滅する。

【確定診断のすすめ】
しかし、これらの症状はアカリンダニ以外の要因で起こることもあり、アカリンダニが検出されないこともある。
とにかく、症状だけで判断せず、疑わしい時には専門機関で確定診断をした方が良い。
各県の家畜保険衛生所に連絡するか、
こちらに連絡いただければ対応します。
アカリンダニは国の届出伝染病に指定されており、家畜衛生保健所で確認された事例は農水省の監視伝染病の発生状況にまとめて毎月更新されている。

【アカリンダニが見つかったら】
アカリンダニ
寄生が確認されたら、近くの群や、姉妹分蜂群なども、検査する必要がある。
上で述べたアカリンダニ症状はかなり末期的状態にならないと出てこなくて、一見すると健全群であったり、時には強群に見える群でアカリンダニ
寄生が進んでいる場合が多いのだ。

こうして不幸にも
寄生の実態が明らかになったら、次は寄生拡大防止と治療だが、これは次の機会に考えてみたい。
まずは確実な検査のすすめということで。



【アカリンダニ検査依頼】
こちらからサンプル保存容器(70%エタノール入り)をお送りします。
生きたミツバチ(あるいは生きたまま冷凍したミツバチ)を、群ごとに20-30匹程度容器に入れて返送して下さい。
検査料などはいっさいかかりません。
着払い伝票を同封しますので、郵パック着払いでご返送下さい。

以下の情報を、tarom@affrc.go.jpまでご連絡下さい。
お名前:
ご住所:
電話番号:
検査希望の群数:
posted by Taro@LAB at 13:11| Comment(10) | アカリンダニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アカリンダニの検査をお願い
当方は会員60名の東濃日本みつばちの会
         担当 大村 千代治
Posted by NPO法人東濃日本みつばちの会 at 2014年03月20日 10:39
前回メールさせて頂いた者です
現在私は宇治市に住んでいますが隣町の宇治田原で知人が日本蜜蜂の巣箱を林縁に置いて十数箱飼育しています。先日蜂の出入りがないので巣箱を開けてみたところ大量の蜜を残して蜂がいなくなってしまったと言っていました。そして今日また他のところに置いてある巣箱も同じように蜜を残し蜂がいなくなってしまったと電話がありました。巣板の中に頭を突っ込んで死んでいる蜂もいました検査は生きている蜂でないと出来ないのでしょうか?こちらでは日本蜜蜂を飼っている人がけっこういるのでダニの発生が心配です
Posted by 新津 八重子 at 2014年04月10日 18:14
ご連絡ありがとうございます。
死んでいる蜂でも、中には感染が確認できる場合があります。
腐敗や乾燥が進まないよう、できるだけ早く蜂を冷凍しておいて下さい。
送付容器をお送りします。

(メールの方に直接ご連絡差し上げました。)
Posted by Taro@LAB at 2014年04月10日 18:43
埼玉県入間市からです。よろしくお願いします。

12月2日 巣箱の2,3m前方の畑に一〇〇匹くらい飛べなくなった蜜蜂が俳諧、死亡していると地主さんから報告を受けて、見てみると確かに時には4,5匹固まって死んでいます。これはもしやアカリンダニか?と疑っているところです。自然死なら、これまで4,5匹は底に見かけてきましたが、今の状況はどうしたものかと考えています。俳諧している蜂は、羽が閉じてなくて飛ばない状態です。メントール療法を考えるべきでしょうか? よろしくご指導ください。
Posted by 玉利 孝敏 (タマリ タカトシ) at 2014年12月02日 14:38
コメントありがとうございます。
症状だけで判断できない場合もあります。
まずは検査をして、アカリンダニの確定診断をすることをおすすめします。
メールの方にご連絡いたします。
Posted by TARO@LAB at 2014年12月03日 01:09
 こんにちわ。広島県からです。今年から始めた初心者です。飼っているのは、5月下旬に入ってくれた、強群1つのみです。まだ感染は無いと思うのですが、一度検査をしてみたいと思います。

 検体の蜂は皆さんどうやって捕まえていらっしゃるのでしょうか?良い方法を教えてくだされば幸いです。巣箱は重箱式です。

追伸)
 この初秋、京都で開催された、週末養蜂の会主催のセミナーに参加しました。メントールの投与時期についての私の質問も取り上げて頂きました。

 2014年秋に、私のすむ町の、隣の隣の町で感染が確認されたと講演で窺いました。20〜30キロ程離れていますので、まだどこか他人事の様に感じていましたが、つい先日、県の畜産事務所から3キロ圏内で感染が確認されたと連絡が有りました。いよいよそこまで来たか…と思いつつ、セミナー後、早々と準備していたメントールを早速投与しました。

 地域には、自治体にも届けていない、年配のベテランも複数おられるようです。情報不足から来る、知識、意識の低さに愕然です。ネットなどで写真や資料を揃え、若造にできる範囲で、アカリンダニの話をし、注意を促しています。

 日本蜜蜂は在来種で、ダニや病気ににも強く、手間がかからないと、書籍で読んでいました。なかなかどうして。やっぱり生き物を飼うのってそう簡単には行きませんね。
 いろいろと調べると、蟻酸も含め対処法は有るようですので、希望を持って頑張りたいとおもいます。
Posted by やまもと at 2015年11月15日 00:59
やまもとさま

コメントありがとうございます。
前向きなお言葉心強いです!
Posted by Taro@LAB at 2015年11月15日 19:48
やまもとさん

感染の進行度合いによっては、越冬可能と思いますが、感染が進んでいる場合には、メントール投与は時期的に遅すぎると思います。2期に渡って、アカリンダニ消滅を経験していますが、経験から、投与時期は、気候の暖かいうち、の4月から8月初旬までがリミットと考えています。投与時期さえ適切であれば、メントール投与はアカリンダニに対して十分な効果が期待できます。
やはり、一度感染検査をしていただいて、実態を把握しておくといいと思います。検体採集方法は私も、Taroさんが紹介していた、ピンセットでの採集方法でやっています。
Posted by 888@24宮城 at 2015年11月21日 16:36
2年もの間寂しい蜂素浪人でしたが、今年群が確保できました。
同じ失敗を繰り返さない様に取り組みたいと思います。つきましてはまずは感染状況を調べていただきたいです。宜しくお願いします。
Posted by 東濃の蜂素浪人 at 2017年05月13日 10:31
東濃の蜂素浪人さま
コメントありがとうございます。
アカリンダニの検査ですね。
メールいたしますので、連絡先などをメールでお知らせ下さい。
Posted by Taro@LAB at 2017年05月13日 19:20
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